原稿の添削と修正をするに辺り、まず基本的な事があります。
それは「話し言葉」と「書き言葉」の違いです。
「話し言葉」とは、一般的に人から人へ物事を「音声で伝える」ときの言葉を指します。
そして、「書き言葉」は物事を「文章で伝える」ときの言葉です。
最近では読者に親近感を持ってもらうために、取材した人や登場人物の言葉を「話し言葉」で書く人も多いです。
たしかに、人が喋るのですから「話し言葉」で書く事は自然な流れです。
しかし、それ以外に「話し言葉」を使うと、逆に読む人に分かりづらくなる場合もあります。
一例として、「ボール遊びをしていて、木にボールが引っかかった事」を説明するとします。
■「話し言葉」を使った場合
ボールで遊んでたら、一人がボールを飛ばしすぎちゃってさ。
木にボールが引っかかって、取るのがすげぇ面倒だった。
■「書き言葉」を使った場合
私が複数の友達と野球のボールで遊んでいたら、一人がボールを遠くに飛ばしすぎて、近くになった木の枝にボールが引っかかってしまった。
木はとても高く、登って取るのにとても時間が掛かった。
例を見て分かる通り、話し言葉は書く時に簡潔で済みます。
その代り、「書き言葉」と違い、細かな部分も省略されて状況が上手く伝わらない時もあるので注意してください。
■はじめに
・はじめに
■出版前に用意するもの
・出版前に用意するもの
・原稿を書く時の注意事項
・意見を聞いてみよう
■出版社を探そう
・出版社を探そう
・インターネットの情報を信じすぎない
・出版された書籍を読んでみよう
・一人の印象で全てを決めない
■編集者や担当者と話し合おう
・編集者や担当者と話し合おう
・編集者と担当者が決まったら
・契約の内容
・契約金の支払い
・契約と契約書の保管
■原稿の準備と費用
・原稿の準備と費用
・自費出版に掛かる費用
・宣伝に掛かる費用
・その他に掛かる費用
■添削と修正
・添削と修正
・「話し言葉」と「書き言葉」の違い
・造語を使う際は
・原稿を送る際の注意点
■表紙と帯のデザインを決める
・表紙と帯のデザインを決める
・見本誌と色見本
・悩んだ時は相談する
・ラフ案を手元に残す際は
■提携書店の確認
・提携書店の確認
・まずは書面で確認
・配本リストで確認
■書籍の完成と発売
・書籍の完成と発売
・贈呈冊数の使い方
・発売後の売れ行き
・発売後も必要な事
■最後に
・最後に
■その他
・このサイトについて
・管理人について
・お問い合わせ
・リンク集