たとえ利益が見込めない自費出版であっても、出版社は作者の大事な「想い」を預かり、それを「本」にして自社から世に送り出します。
そのため、出版社は本が一冊でも多くの人に読まれる為に様々な宣伝活動を行います。
ただし、出版社も無償でそんな事を行えば、会社の運営に支障をきたします。
なので、自費出版は個人の意思を尊重すると同時に、作者に費用の一部を負担してもらう事で宣伝活動をスムーズに行える様にしている場合があります。
「自費出版に掛かる費用」でも書きましたが、千円の本を出版するだけでも決して安くない費用が掛かります。
その本を広く宣伝するためには、本のチラシを作ったり、時に新聞の広告に新刊情報を載せる事もあります。
チラシと新聞の広告を使うかは、相談の際に決める事が出来ると思いますが、出版社によっては出版委託の一部に事前に組み込まれているケースもあります。
そうなると、自動的にチラシの印刷代や広告掲載費の一部を負担することもあります。
チラシに関しては出版社の規模や印刷所によって値段に違いがあります。
新聞広告に関しても、どの新聞に載せるかによってまったく金額が変わります。
例えば、朝日新聞に3段1/8広告(5cm×10cm)の広告を掲載する場合の費用は、約120万円です。
地方紙になると約10万円、タウン誌などは大きさによっては約1万円ほどで掲載可能な場合もあります。
■はじめに
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■出版前に用意するもの
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■出版社を探そう
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■編集者や担当者と話し合おう
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■原稿の準備と費用
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・自費出版に掛かる費用
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・その他に掛かる費用
■添削と修正
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■表紙と帯のデザインを決める
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