お互いに挨拶が終わり、その人と本を出版する決意が出来たら、正式に出版社と契約を交わす必要があります。
この時、契約の内容は最初から最後までしっかりと聞いて、質問があれば直ぐに質問しましょう。
自費出版で提示される契約を取り交わす際は、出版社によって細かな違いがあるでしょうが、最低でも下記の四つに関しては絶対に言われるはずです。
◎発行部数
◎体裁(並製/上製)
◎ご入金方法
◎贈呈部数
最初の「発行部数」は、文字通り「何冊出版するか」です。これによって、自費出版にかかる費用が決まってきます。
次に「体裁」ですが、これは本のページに使う紙やカバーの事です。
並製とは一般的な材料を使って、上製とは特殊紙やハードカバーなど上質な材料を使う事を指します。
後は、自費出版の費用を一括で払うか、分割で払うか等を「ご入金方法」で話し合い、本が完成した際に何冊ほど手元に送ってもらう「贈呈部数」を決めます。
「発行部数」・「体裁」・「ご入金方法」の三つは契約を交わした後に変更する事はできませんが、贈呈部数だけは本が完成するまでに冊数を少なくしたり、増やす事はできます。
ただ、この「贈呈部数」も出版社によって上限が決まっている事があります。
■はじめに
・はじめに
■出版前に用意するもの
・出版前に用意するもの
・原稿を書く時の注意事項
・意見を聞いてみよう
■出版社を探そう
・出版社を探そう
・インターネットの情報を信じすぎない
・出版された書籍を読んでみよう
・一人の印象で全てを決めない
■編集者や担当者と話し合おう
・編集者や担当者と話し合おう
・編集者と担当者が決まったら
・契約の内容
・契約金の支払い
・契約と契約書の保管
■原稿の準備と費用
・原稿の準備と費用
・自費出版に掛かる費用
・宣伝に掛かる費用
・その他に掛かる費用
■添削と修正
・添削と修正
・「話し言葉」と「書き言葉」の違い
・造語を使う際は
・原稿を送る際の注意点
■表紙と帯のデザインを決める
・表紙と帯のデザインを決める
・見本誌と色見本
・悩んだ時は相談する
・ラフ案を手元に残す際は
■提携書店の確認
・提携書店の確認
・まずは書面で確認
・配本リストで確認
■書籍の完成と発売
・書籍の完成と発売
・贈呈冊数の使い方
・発売後の売れ行き
・発売後も必要な事
■最後に
・最後に
■その他
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